
トラック運転手の平均年収はいくら?トラック運転手の種類別年収まとめ!長距離運転は年収が高い?
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公開日 2024/07/31 ・ 執筆 中山 圭
トラックの運転手のお仕事とは、預かった荷物を目的地まで輸送することです。
「トラック」と一言で言っても大型や中型、小型トラックなどと種類があり、運ぶ荷物や輸送距離が異なることが特徴で、それにより年収にも差があります。
トラックの運転手としてこれからお仕事を始めようと考えている場合、一番気になることが「年収」の方も多いでしょう。
また仕事内容は輸送だけでなく、集荷や荷積み、荷下ろし、配送、配達なども伴うので、これからトラック運転手として働こうと考えている場合は年収だけでなく「自分が向いているのか」ということも知っておくことが重要です。
そこで今回の記事では、トラックの運転手の年収はいくらくらいなのか、具体的なドライバーの向いている人・向いていない人の特徴についてご紹介させて頂きます。
これからトラック運転手として働こうと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
そもそもトラック運転手ってどんな仕事?

トラックの運転手は、指定されている場所に荷物を輸送し、配達する仕事です。
運転手と言っても荷物を積んだり、荷下ろしなどの作業もあります。
トラック運転手と一言で言っても、運送業者や宅配業者だけでなく、引っ越し会社などもあり、業界や内容により、仕事内容も異なります。
しかしどのトラックの運転手の場合でも、メインのお仕事は「集荷→荷物を積む→配送・配達」といった業務内容が一般的です。
それぞれ具体的に見てみましょう。
集荷
まずは、集荷依頼のある荷主の場所まで荷物を引き取りに行きます。
そして、荷主から荷物を受け取ります。
荷物を積む
荷物をトラックなどの車両に積みます。
小型トラックの運送で小さな荷物の場合は、手作業で積み込みます。
長距離運送であれば、大きな荷物もあるのでフォークリフトを使う場合もあるでしょう。
配送・配達
荷物を載せたトラックで目的地まで運びます。
個人宅や企業など、運び先は業界により様々です。
目的地に到着したら、荷物をトラックから下ろし顧客に渡します。
その他
他にも車両のメンテナンスや、荷物を管理するための伝票を作成する、配達ルートを組むといった作業が伴う場合もあります。
トラックには小型・中型・大型の種類がある
トラック運転手のお仕事は、貨物の積載量や輸送距離で仕事内容が変わります。
ここでは、トラックには小型・中型・大型トラックの詳細を見てみましょう。
小型トラックの場合

小型トラックの場合、2〜3t程度の小さめのトラックになります。
小型トラックでは、宅配やコンビニなどといった短距離での業務になります。
ルート配送や一般家庭などの宅配もあります。
短距離のため複数の届け先に配送することや、積み下ろしの作業回数が多いことはデメリットですが、
・積載量は3.0t以内になっていて小さい荷物が多い
・小型トラックのなので小回りがきく
・運ぶ荷物が重すぎない
・運ぶ距離が短い
などがメリットです。
普通免許や準中型免許以上で始められるので、初めてトラック運転手として仕事を始める方におすすめです。
中型トラックの場合

中型トラックの場合、4t程度の中型サイズのトラックになります。
中型トラックでは、150km〜300km程度の中距離を運転する業務になります。
積載量は6.5t以内になっており小型トラックよりも積載量が多く、スーパーやドラッグストアなどに荷物を届けることもあります。
距離が少しある納品先によっては車中泊をする場合もありますが、
・小型トラックよりも年収が高い
・大型トラックと比べて配送距離が短い
・車中泊をすることはほとんどなく、拘束時間が長くない
・規則正しい生活ができる
などといったメリットがあります。
中型トラックの運転手は、中型免許または大型免許が必要になります。
大型トラックの場合

大型トラックの場合、10t程度の大きなトラックになります。
大型トラックでは、都道府県をまたぐなど片道300km以上の長距離を運転する業務になります。
積載量は6.5t以内になっており、大量輸送向けです。
運ぶ荷物は日用品や食用品、薬品、資材、危険物など様々です。
また、距離が長いためパーキングエリアなどで車中泊をしながら数日間かけて運送する場合もありますが、
・積み下ろしの作業回数が少ない
・人間関係に悩まず一人の時間を過ごせる
・年収が小型トラックや中型トラックよりも高い
などといったメリットがあります。
運転時間は中型トラックよりも長く、業務時間内に休憩を取る場合が多いです。休憩場所は、コンビニエンスストアや道の駅、道路脇の駐車スペースやパーキングエリアなどを利用するドライバーが多いです。
大型トラックの運転には大型免許が必須で、積み込み内容によってはフォークリフトの免許が必要になることもあります。
トラック運転手の年収

これからトラックの運転手のお仕事を始めようと考えている場合、年収がいくらくらいなのか知りたい方も多いでしょう。
ここでは、トラック運転手の具体的な年収についてご紹介します。
小型・中型・大型トラックの年収
では小型・中型・大型トラックのそれぞれの年収は、いくらくらいなのでしょうか。
それぞれの平均を見てみると、
・小型トラック運転手の平均年収は「300〜400万円程度」
・中型トラック運転手の平均年収は「450万~550万円程度」
・大型トラック運転手の平均年収は「400〜750万程度」
になっています。
ここまで見ると分かるように、やはり大型トラックで長距離を運送する運転手の方が、運搬する荷物の量も多く、またそれなりの拘束時間があるだけに年収は高く設定されています。
小型・中型・大型トラックの年収の差とは?
トラック運転手の平均年収はおよそ「410万円〜460万円程度」になっています。
そもそも日本の平均年収は443万円程度ですから、大型トラックの運転手であれば日本の平均年収よりも高水準と言えるでしょう。ということになります。
トラックの運転手に年収の差があるのは、前述にご紹介したようにトラックのサイズによって業務内容や運送距離が異なるからです。
小型・中型・大型トラックを月収
トラック運転手の平均月収はおよそ「34万円〜38万円程度」になっています。
小型・中型・大型トラックのそれぞれの平均月収を見てみると、
・小型トラック運転手の平均月収は「25〜33万円程度」
・中型トラック運転手の平均月収は「37万~45万円程度」
・大型トラック運転手の平均月収は「33〜62万程度」
になっています。
なお、地域や勤務年数、性別で年収に差がある場合があります。
地域別トラック運転手の平均年収
トラック運転手の平均年収は、住んでいる地域によっても異なります。
例えば、東京や大阪などの大都市圏であれば「470〜550万円」と比較的高い設定になっています。
北海道や福岡県、愛知県なども大都市圏ほどではありませんが、「350〜430万円程度」です。
一方で沖縄県や宮崎県、佐賀県、青森県、秋田県などは平均年収が「290〜310万円程度」と大都市圏よりも低くなっています。
年齢別トラックの運転手の平均年収
トラックの運転手は、年齢によっても年収に差があります。
中型免許や大型免許には取得年齢があるため、19歳程度までに小型トラック運転手として働いている場合の年収は「240〜300万円程度」になっています。
20代になると平均年収は「330〜400万円程度」で、一般的な同年代のサラリーマンよりも年収が高いことが分かります。
30代の平均年収は「400〜430万円程度」になっています。
トラック運転手は年齢や勤続年数が増えるほど年収も増えるため、経験年数を重ねてスキルを磨くことが大切です。
男女別でもトラック運転手の年収
トラックの運転手は、男性の方が年収が高い傾向にあります。
男性の平均年収が460万円に比べ、女性は400万円程度の年収になっています。
この差は一体、何なのでしょうか。
その結論としては、女性よりも男性の方が勤続年数が長かったり、長時間勤務をしている、長距離運転をしているということが考えられます。
ですが女性顧客や高齢者への対応など、気配りが細かくできる女性ドライバーへの期待も高まりつつあります。人手不足も相まって今後より女性が活躍する機会が増えるでしょう。それに伴い女性が働きやすい環境になっていくことも予想できます。
ドライバー業界でトラック運転手は年収が高い?
トラック運転手だけでなく、ドライバー業界には数多くの職種があります。
例えば、バスの運転手やタクシー運転手、送迎の運転手、クレーン作業員や建設などの運転手なども挙げられます。
その中でも、トラック運転手は平均年収が高水準になっています。
特に大型トラックの長距離運転手となれば、高度な運転スキルや経験の必要な長距離運転をすることから、平均年収も高めの傾向にあります。
長距離の大型トラック運転手は高収入?

長距離を運転する大型トラックの平均年収は、「400〜750万程度」になります。
これは日本の平均年収よりも高水準になっており、会社や働き方の選び方によっては高収入を目指すことができます。
最近、物流業界の変化によってトラックドライバーは稼げないとも言われることがありますが、大型トラックの運転手として働くことができれば年収1000万円を目指すこともできるのです。
トラックの運転手として年収を増やしたいのであれば、
・長距離ドライバーとして勤務する
・勤続年数を上げる
・独立または高待遇の会社に転職する
・深夜や早朝の勤務をする
・けん引免許やフォークリフト運転技能者、危険物取扱者、運行管理者などの免許取得をする
・業務成果を出す
などして、年収アップを目指すのが良いでしょう。
トラックの運転手に向いている人
これからトラックの運転手として働こうと考えている場合、運転手として向いているかどうかも気になりますよね。
トラックの運転手に向いている人は、
・運転が好きな人
・一人の時間が好きな人
・健康管理がきちんとできる
・集中力がある
・耐久力がある
・様々な地域に行くことが楽しい
・コミュニケーション能力がある
・体力がある
などが挙げられます。
トラックの運転手は、長距離になればなるほど車で過ごす時間が増えます。
それにより、運転が好きだったり、一人でコツコツと仕事がしたい人に人気です。
また荷物を積んだり下ろしたりする作業もあることから体力がある人にオススメです。
大型トラックで長距離ドライバーとして働く場合には、深夜や早朝に運転をすることもありますので、自分の体調をしっかり把握して健康管理ができる人にオススメです。
トラックの運転手に向いていない人
トラックの運転手は、残念ながら向いていない人もいます。
例えば、
・長時間運転したり荷物を積む体力がない
・運転に自信がない
・不規則な生活がストレスになる
・拘束時間に縛られたくない
などという場合には、トラックの運転手には不向きでしょう。
もちろん初めて運転手になる場合や、長時間運転することが苦手な場合には小型トラックで短距離の運送をすることができます。
トラックの運転手と言っても配送距離や荷物も様々です。
会社によっては輸送する場所が決まっていたり、勤務時間や曜日が決まっている場合もあります。
長距離が苦手だからとすぐに諦めてしまうのではなく、自分に適したトラック運転手として働くのが良いのではないでしょうか。
トラックの運転手は需要が高まりつつある仕事
近頃、トラックの運転手は物流業界にとって需要が高まっています。
物流の2024年問題でトラック運転手の長時間労働が規制され、人手不足が深刻な問題となりつつあるだけでなく、
アマゾンやヤフーショッピングなどインターネット通販の利用者は年々増加していることも重なってトラック運転手の需要が増々高まっています。
いま求められている職業としてトラックの運転手が特に挙げられますから、採用されるチャンスは大いにあるでしょう。
トラック運転手は、人と人とを荷物で繋ぐ、やりがいのある仕事です。
まとめ
今回の記事では、トラック運転手の年収はいくらくらいなのか、具体的なドライバーのお給料や、向いている人・向いていない人の特徴についてご紹介させて頂きました。
トラック運転手は小型・中型・大型と距離や積載量も様々です。
長時間トラックの運転手であれば平均年収も高水準になっていますから、今よりも収入を増やしたい人や運転技術に自信がある人などは検討してみてはいかがでしょうか。
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